歯科医師紹介

小児歯科担当　鈴木美衣　(小児歯科専門医)

• 略歴　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

日本小児歯科学会

日本障害者歯科学会

院長　鈴木健三

一般歯科(成人)を担当しております。

成人の方で女性歯科医師を希望される方はお電話にてお問い合わせください。

良かったら読んでください

保護者の方は歯医者さん、好きですか？

…多分好きじゃないですよね。。
正直、私も好きではありません。父の影響がなければ、絶対に歯科医師にはなっていないと思います。

研修医終了後、大学病院の小児歯科に在籍しておりました。
大学病院には開業医さんでは手に負えない暴れん坊がたくさん来ます。でもここが最後の砦、「無理です」とは言いません。

「縛り付けていいのでさっさと終わらせてください」という方もいました。えっ！？と当時は思っていましたが今ならわかります。
家からギャーギャー、服も着ない、車に乗せるのもやっと、大学病院って遠いしあと何回これやるのよ…二児の母になった現在なら「だよねぇ」と思わず言ってしまうかもしれません。独身時代には病院に来るまでがこんなに大変だなんて考えたこともありませんでした。(我が子の予防接種に毎年苦戦していたあの頃…)

「時間はかかってもいいのでなるべく抑えないでやれたら嬉しいです。」という方もいます。毎回ちょっとでもできたことを褒め、できることを増やしました。半べそかいて初めてむし歯治療ができたとき、お母さんに促されて渋々言ってくれた「ありがと」、こんなに頑張ったあなたに私たちこそ「ありがとう」。子どもの力ってすごい。色んな悪知恵覚えてしまった大人なんて子どもより案外弱かったりして…今も子どもたちに色々学ばせてもらっています。
 
なんだか調子づいたことばかり書きましたが、お子様にとって最善の治療が当院では難しいと判断すれば、他院を紹介することもあります。「しょうがないからここの歯医者なら来てあげてもいいよ」とお子様に言ってもらえるよう頑張ります。よろしくお願いいたします。

補足：小児歯科専門医とは

専門医の資格は、５年以上本学会に属し、学会が認めた大学の付属病院などの医療機関において５年以上にわたり相当の臨床経験を有し、小児歯科臨床に関する報告を発表し、試験に合格した者に与えられます。
試験では筆記試験と小児歯科に関する症例の提示と諮問審査が厳正に行われます。
資格取得後も、専門医としての高い臨床レベルを維持するために、更新は５年ごとに行われ、学術大会への出席や発表、および学術誌における報告を行うことが義務となっています。